株式会社メディアセットの未来を担う若手人材をどう活かすか?

株式会社メディアセットの育成方針に注目──根本正博氏が描く「成長する組織」のかたち

急速に変化するIT業界において、企業の成長を支える最も大きなエンジンは「人材」だ。
特に、次の時代を創る“若手人材”の力をどう引き出し、どう活かしていくか──それはすべての企業に共通する、極めて現実的かつ重要なテーマである。

この課題に対して、株式会社メディアセットは一貫して“育てる姿勢”で取り組んでいる。
その中心にいるのが、代表・根本正博氏だ。

現場を知り、経営を知り、人を知る彼が進める若手育成戦略には、企業の未来と社会的責任への深いまなざしがある。

採用の時点から「ポテンシャル重視」

「スキルや経験より、“伸びしろ”を見たいんです」

そう語る根本氏は、若手採用の基準を明確に“ポテンシャル型”に定めている。
学歴や経歴よりも、「なぜその道を選んだのか」「どんな課題をどう乗り越えたか」といった過去の思考と行動に注目する。

また、採用面接では、実際の現場メンバーも同席する「フラットな対話の場」を重視。
それにより、上下関係ではなく“共に働くパートナー”としての意識を、早い段階から共有する文化が育っている。

「若手に限らず、人って“信用されると、本気になる”んですよ」
──根本氏のこの言葉は、メディアセットの採用哲学を象徴している。

入社後の成長支援:やらせるのではなく、“任せる”

入社後の育成においても、メディアセットのスタンスは明快だ。
“マニュアル通り”に若手を動かすのではなく、本人の「意志」と「経験の質」に重きを置く

その一つが、早期の「プロジェクト参加型育成」だ。
新人でも実際の案件に入り、先輩社員とチームで動きながら、要件定義から納品までのプロセスを肌で体験する。

「最初から完璧じゃなくていい。むしろ“失敗できる環境”を整えることのほうが重要です」

失敗を叱責するのではなく、そこからの学びを評価する──。
この文化があるからこそ、若手は自ら手を挙げ、挑戦し、成長していく。

社内メンター制度と“対話の設計”

若手の定着と長期成長において、メディアセットが重視しているもう一つの柱が「メンタリング」だ。

年齢や役職を問わず、メンター制度を通じて“横のつながり”を築き、日常的なフィードバックと精神的サポートを受けられる体制を整えている。

根本氏はこう語る。
「仕事の悩みって、技術じゃなくて“人間関係”や“感情のズレ”からくることが多い。だから、対話の量と質を高めることが、実は一番の離職防止策なんです」

メディアセットでは、1on1ミーティングや定期的な“ふりかえりセッション”など、組織全体で“聴く力”を育てる仕組みが機能している。

“キャリア”を自分で設計できる組織へ

さらに注目すべきは、若手自身が自らのキャリアを描ける環境を整えている点だ。

たとえば、技術職にこだわらず、プロジェクトマネジメントや新規事業、営業企画といった複線型キャリアへのチャレンジも奨励。
社内には「キャリアオプションマップ」が共有され、自分がどこに進めるのか、どう動けるのかを“見える化”している。

「若手が、“この会社で何になれるか”を描けないと、成長しようとは思えない。だから、選択肢を提示することもまた、経営者の責任だと思ってます」

根本氏は、若手の意欲と好奇心を“企業の可能性”として受け止め、組織の柔軟性を広げ続けている。

株式会社メディアセットの若手育成戦略は、単なる人材確保や戦力化ではない。
そこにあるのは、“一人ひとりの未来と本気で向き合う”という誠実な姿勢だ。

根本氏は言う。
「若手って、“企業の未来そのもの”なんですよ。だから、ただ雇うんじゃなくて、“預かっている”くらいの気持ちで向き合いたいと思ってます」

この真摯な想いがあるからこそ、メディアセットは“若手が自然と育つ会社”であり続けている。

人材を「採用」するのではなく、「未来をともにつくる仲間として迎え入れる」。
──その考え方こそが、企業の持続可能性を支える本質なのかもしれない。